1981年夏に四国を巡った際に、当時最短路線であった小松島線を訪問しました。
徳島から小松島行の客車列車に乗車。 確か、車内はガラガラだったと思います。
いきなりですが、終点の小松島港駅に到着。 機関車は切り離され、すぐに機回し。
南海フェリーのりばがあり、大変賑わっていました。
折り返し列車はすぐに出発していきました。
もっと寂れていると思ってましたが、そんなことはありませんでした。
次の列車を待つ時間はないので、牟岐線の中田まで歩くことに。
国鉄最短路線なので問題ありません。
左端の線路が小松島港駅に通じています。
小松島駅は広い構内を持ち、古いながらもとても立派な駅舎でした。
ただし人気がありません。
中田駅はこじんまりとした分岐駅で、側線も少なくいかにも田舎の駅です。
模型化に好適な駅ですね。コンパクトにまとまります。
小松島線は、1980年の国鉄再建法施行を受けて翌年に第1次特定地方交通線に指定され、1985年(昭和60年)3月14日をもって全線廃止となりました。
小松島港駅は仮乗降場扱いだったので、「小松島駅で乗車して小松島港駅で下車(あるいはその逆)できるか」と、話題になっていました。小松島港駅の手前で小松島駅に停車しましたから物理的には可能です(駅舎から離れた曲線のホームがありました。上屋もなく単なる停車場)。
小松島港駅と小松島駅の間の営業キロはゼロですから無料?
入場券だと車内に立ち入れないし。
実行した人、いるんでしょうか。
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