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2017年12月17日日曜日

鉄道模型レストア記録 アダチ D51全流

オークションでアダチの廉価版D51を入手しました。
標準型は持っていますが、これは全流形。22号機と23号機の2両しかなかった珍しいタイプです。
前からほしかったのですが、いつも結構な高値になってしまい手が出ませんでした。
今回は格安で落札できました。






格安の理由は、状態が悪かったから。
走行不能であるだけでなく
前オーナーによる塗装が筆塗りで厚く、一部剥がれていました。

到着すぐにシンナープールに入れ、塗装を剥離しました。




幸いきれいに落ちました。
改めて見ると状態は悪くなく、部品の欠品、大きな損傷はありません。
簡単にレストアできそうです。 

まずはモーター交換。検討したところ、手持ちの小型モーターが搭載できそうです。


取付金具を作成


取り付け。うまい具合に収まりました。
スムーズに動きます。
 

未塗装完成状態になりました。
この機関車は手元に置いておきたいので、ディテールアップすることにします。
なのでここで中断。ひとまず元箱に戻し、おやすみいただくことにしました。

再開は未定ですが、忘れないうちになるべく早めに。


2017年12月8日金曜日

ワールド工芸 半キャブ貨車移動機を組む3

塗装仕上げにかかります。


塗装の際の持ち手は、A4コピー用紙を使用してます。
丸めることで大きさの調整ができますし、使い捨てなので保管スペースが要りません。


下回りは黒塗装。トビカトップガートを使ってますが、大変便利です。
下塗り不要で一工程省けるだけでなく、強力な塗膜が得られます。 手放せません。


上回りはクレオスのプラカラー。真鍮模型にはラッカー塗料のほうが良いのでしょうが
安くて入手性が良いので、最近はもっぱらこれです。
ボディーはオレンジ。床面はつや消し黒、エンドビームは、警戒色にするために黄色です。


エンドビームにトラ塗り表現。クリアデカールに黒印刷したものを貼り付けました。手軽ですっきり。
手すりに色差しして塗装完了。
ボディを床板に取り付けようとしたら、取り付け穴の位置が少しずれています。
ワールド工芸としては珍しいミスですね。
少し隙間ができてしまいましたが、床面が黒なので目立たず、不幸中の幸いでした。

この後、窓ガラスを入れ、ボンネットと天井にウエイトを積み、完成です。



おっと、連結器を忘れていた。

テストランしたところ、電圧を上げると新幹線なみのスピードで吹っ飛んでいきます。
小型モータ、小さなギア比なので、致し方ありません。
ラピットスタートなのもやむを得ません。ともあれ、快調に走ります。

お手軽、お気軽に工作を楽しめました。

2017年12月6日水曜日

ワールド工芸 半キャブ貨車移動機を組む2

気を取り直して組み立てを再開します。
ギア到着まで上回りに着手。



床板とボンネットの組み立て。サクサクとできました。


屋根を除き組み立て完了。連結器解放テコは、
塗り分けを考えて塗装後に接着することにします。今日はここまで。

ここで失敗談。
雨樋は少し浮かせて取り付ける所、
キャブに密着させてしまいました。
すると床板側の穴に差し込めない。やり直しとなりました。
説明書のイラストでもはっきりしない。
説明書には改善の余地があります。


ワールド工芸からギアが到着しました。
早速取り付けた所、スムーズで動きます。こうでなくちゃ!!
下回りを組み立て、モーターを取り付けました。
それにしても小さなモーターですね。


未塗装完成となりました。
 

2017年12月3日日曜日

ワールド工芸 半キャブ貨車移動機を組む1

ワールド工芸という鉄道模型メーカーがあります。
そこのキットはエッチング板主体で、ニッパで切り出し、曲げて、ハンダ付けで組み立てます。
従来の真鍮キットでは主流だったプレスは一切使ってません。
見るからにペラペラで弱そうだったので手を出さなかったのですが
試しに貨車を組んでみると以外に丈夫でした。
精度が極めて高く、ピタリピタリと気持ちよく組み立てでき、しかも仕上がりは十分細密です。
すっかりお気に入りになってしまいました。

大量のキットを買い込み山になっています。
罪庫減らしのために、簡単に組めそうなものから着手しました。


 そこでこれ。貨車移動機。
以前、あちこちの駅でよく見かけました。今も使われているのでしょうか。


箱の中身はこの通り。ホディーは曲げてあり楽に組めそうです。


まずは下回りから組みます。
洋白エッチング板を切り出して曲げ、ハンダ付け。
ここまではあっという間にできました。そしてネジでギアを取り付け。
ワールド工芸だから軽く回るはず・・・
あれ、すいぶん固い、回らない!! ワールド工芸にしては珍しい。
取り付け穴を広げて調整するも、まだ固い(上の画像は調整中)。
もしやと思い、ギアの歯の部分を拡大してじっくり見たら
ギアのモジュールが違っている!!

噛み合ってない。これじゃ回らないわけだ。間違った部品が入っていたわけね。

早速、ワールド工芸に連絡して正規のギアを送ってもらうことに。
直販サイトで購入したから、話は早い。
この日はすっかりやる気をなくし、工作はここまで。
1日で組むつもりだったのに。

2017年11月28日火曜日

夢屋DF41製作記2

DF41は、国鉄がディーゼル機関車を導入しようとした際に、各メーカーに試作させた電気式ディーゼル機関車です。汽車会社製です。すでにDF50が登場した後であったので国鉄に採用されず、短命に終わっています。梅小路に配置され、山陰線で活躍しました。関東在住の者にとっては馴染みがありませんが、模型の世界ではそんなこと気にせずに楽しみましょう。

実物が試作機ということにあやかって、模型でも新機軸を盛り込みます。
とはいっても市販のデコーダを使用してDCC化するだけですが。当鉄道のDCC歴は浅いので、場数を踏もうと言うわけです。


大型機関車なので、デコーダは天井に余裕で収まります。
接点を自作して取り外しが簡単になるようにしました。


さて、試運転です。問題なく動きます。


ヘッドライトとテールライトはいずれもLED。明るく輝きます。
DCCにすれば、ヘッドライトとテールライトを同時に点灯させる、という芸当もできます。


塗装とレタリングで、完成です!!
DF41の実物の塗装は何種類かあるようですが、梅小路に配置されたときのツートンカラーにしました。上半分が薄い茶色、下半分が濃い茶色だそうです。
比較的似てると思われる関西急行色、クリーム3号とぶどう色3号をチョイスしました。
他のディーゼル機関車とは全く異なり、いかにも試作車です。


前面は、電気機関車のEH10によく似てますね。当時の最新モードだったのでしょう。

ともあれ、当鉄道に新鋭機関車が導入されました。

2017年11月26日日曜日

夢屋DF41製作記1

16番(HO)のキットメーカーに夢屋があります。
渋い機関車を真鍮製キットとしてリリースしていました。好きなメーカーのひとつで、いくつか組んだことがあります。

友人が国鉄の試作電気式ディーゼル機関車DF41の夢屋のキットを持っていると知り、譲ってもらいました。この手の試作車は好きなんですよね。早速着手しました。


特に問題なく、車体の組み立てが完了。 飾り帯や手すり、屋根上を取り付ければ上回りは完成です。


下回りは、ギアボックスから組み立てるので手間がかかりましたが、組み立て完了。モータを載せてテストすると動きました。車輪の回転が少し渋いので調整に手間取りましたが、ほぼ問題ないレベルまでになりました。


ここで大問題が発覚。台枠(ダミーで車輪は支持しない)をギアボックスに取り付けるのですが、あれ? なんかおかしい。よくよく見れば、4つ同じものが入っていた。本来、左右それぞれ2つづつのはず。これって部品を詰める際のミスだよなあ。どうにもなりません・・・orz。

20年くらい前のキットだし、メーカー対応してくれるかなあ?
ダメ元で夢屋さんに問い合わせ。返事を待つこと3日・・・。
部品を送ってくれました、やった!! 夢屋さんありがとうございました。
他メーカーのキットでもパーツ欠品の問い合わせをすると、ちゃんと対応してくれます。
鉄道模型メーカーは誠実です(当たり前か)。さすが、なくなっちゃったメーカーは無理ですが。 


 無事に未塗装完成となりました。
次は仕上げです(これが大変)。