2017年9月19日火曜日
野上電鉄訪問記(1)
あるとき和歌山県をドライブしていたら、ローカルな景色の中を
とても古めかしい電車が走っていくのを見ました。それが野上電鉄でした。
非常に古い電車で全長も短く、当時でも大変貴重なものだとすぐわかりました。
後日改めて訪問し、終点の登山口駅まで往復しました。
登山口駅の周りを散歩しましたが、これといった特徴のない田舎町と記憶してます。
とても天気の良い、暑い日でした。
そのときはカメラを持っていかなかったので、再訪することにしました。
以下が再訪時の画像です。1987年11月22日のことです。
紀勢線で海南駅にて下車。「海南」という立派な名前の割に、こじんまりとした駅ですね。
これでも、確か特急「くろしお」が停車したはず。
国鉄線に沿って歩いていくと、野上電鉄の始点「日方駅」 が見えてきます。
電車がお昼寝中。近づいて、パチリ。 24と25ですね。
紀勢線の踏切を渡って日方駅に着きました。
いかにも地方私鉄という感じの入り口です。
なぜこの建物を撮影したのか?
よく覚えていないのですが、これが野上電鉄の本社だったと思います。
歴史を感じさせるとともに、経営が楽でないことを如実に物語っていますね。
ホームには2つの列車が並んでました。乗車するのは右側です。
時間があるので留置されている電車をパチリ。
31と32ですね。Wikiによれば阪神電鉄からの譲受車のようです。
昭和10年頃の製造ですから、撮影時点で齢50を超えてますね。
101。やはり 阪神電鉄からの譲受車のようです。
そろそろ駅に戻りましょう。
後ろの車両に乗車。27のようです。単線の線路をのんびり走ります。
大した速度ではないのに、揺れること揺れること。
窓ガラスが大きな音でビビリ、よく割れないと変に関心しました。
床下からは吊掛式の大きな音が響いています。
動木駅で下車しました。出ていく電車をパチリ。
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