そもそも、EleksCAMの使い方がわからない。
Helpがないので適当にボタンをクリックして試してみた。
- Controlタブ:ここがメインの制御画面らしい。
- Configタブ:座標の設定? とりあえずデフォルト(設定無し)のまま
- Settingタブ:ON/OFFでレーザーパワーを設定するらしい。1000が最強。0~1000の範囲で設定可能。WEAKはプレビューや原点設定の際の弱いレーザーパワーの設定(多分)。デフォルトで1なのでそのまま。ほかは関係なさそうなので、放置。
- Galleryタブ: イラストがたくさんあります。ダブルクリックすると、例えばこんなウインドウが開きます。
Acreageで大きさを設定します。アスペクト比は固定のようで、縦横一方に数値を入れると他方も同時に変わります。
Speedはレーザー照射時の移動速度のようです。最大1500mm/Minのようです。この値を小さくするとじっくりとレーザーを当てるので深く彫刻できます(多分)。板に彫刻するときは500以下にしないと薄くて使い物になりませんでした。
ModeはRealPoint、LineByLineにすると、普通のラスタースキャンとなります。Each mmはラスターの密度を設定します。これを小さくすると粗くなりますが加工時間は短くなります。彫刻としては、この10程度が一番良かったです。
Generateをクリックすると彫刻の準備が整います。
ラスターの様子がよくわかります(あえて粗くしてます)。
startをクリックするとレーザーが動き、彫刻を開始します。
Speedはここでも設定できます。ここの設定が優先されます(多分)。
Previewをクリックするとレーザーヘッドが動き描画範囲を示しますが、レーザーをオンしてないと分かりづらいです。
ModeをRealPoint、Fold Lineにすると、彫刻ラインが折れ線となります。
ModeをOutLineにすると、こんな感じ。
ModeをScanにすると、ドット絵みたいになります。
ModeをPointにすると、なぜかエラーになりました。ブログ主が使用する上では、上の4つのモードで十分です。
画面上のPicCarveをクリックするとjpeg, bmp画像を読み込むことができます。
svgファイルも読むことができます。Inkscapeで作成したベクトルデータを読み込むことができました。
TextCarveで文字を取り込むことができますが、使ってません。
Load GcodeでGcodeを読み込むことができます。
EleksCAMは操作が簡単で、結構使えると思いました。
しかし、ブログ主の目的は模型工作用途であり、正確な寸法指定が必須です。この点、EleksCAMには不満が残ります。プリント基板のエッチングパターンを作成しましたが、パターン画像と実際のレーザー彫刻の大きさに数パーセントの誤差があり、使い物になりませんでした。
パワー2500mWで十分にレジスト膜(黒塗料)を焼き飛ばすことができたので、なんとかしたいところです。
レーザー彫刻機EleksMaker® EleksLaser-A3 Pro 2500mWを使いこなすための悪戦苦闘がしばらく続きそうです。
0 件のコメント:
コメントを投稿