2019年2月5日火曜日

EleksCAMの使い方がわからない

EleksMakerのレーザー彫刻機を入手しましたが、使いこなせていません。

そもそも、EleksCAMの使い方がわからない。



Helpがないので適当にボタンをクリックして試してみた。

  1. Controlタブ:ここがメインの制御画面らしい。
  2. Configタブ:座標の設定? とりあえずデフォルト(設定無し)のまま
  3. Settingタブ:ON/OFFでレーザーパワーを設定するらしい。1000が最強。0~1000の範囲で設定可能。WEAKはプレビューや原点設定の際の弱いレーザーパワーの設定(多分)。デフォルトで1なのでそのまま。ほかは関係なさそうなので、放置。
  4. Galleryタブ: イラストがたくさんあります。ダブルクリックすると、例えばこんなウインドウが開きます。


 Acreageで大きさを設定します。アスペクト比は固定のようで、縦横一方に数値を入れると他方も同時に変わります。
Speedはレーザー照射時の移動速度のようです。最大1500mm/Minのようです。この値を小さくするとじっくりとレーザーを当てるので深く彫刻できます(多分)。板に彫刻するときは500以下にしないと薄くて使い物になりませんでした。
ModeはRealPoint、LineByLineにすると、普通のラスタースキャンとなります。Each mmはラスターの密度を設定します。これを小さくすると粗くなりますが加工時間は短くなります。彫刻としては、この10程度が一番良かったです。

Generateをクリックすると彫刻の準備が整います。


ラスターの様子がよくわかります(あえて粗くしてます)。
startをクリックするとレーザーが動き、彫刻を開始します。
Speedはここでも設定できます。ここの設定が優先されます(多分)。
Previewをクリックするとレーザーヘッドが動き描画範囲を示しますが、レーザーをオンしてないと分かりづらいです。

ModeをRealPoint、Fold Lineにすると、彫刻ラインが折れ線となります。


ModeをOutLineにすると、こんな感じ。


 ModeをScanにすると、ドット絵みたいになります。


ModeをPointにすると、なぜかエラーになりました。ブログ主が使用する上では、上の4つのモードで十分です。

画面上のPicCarveをクリックするとjpeg, bmp画像を読み込むことができます。
svgファイルも読むことができます。Inkscapeで作成したベクトルデータを読み込むことができました。

TextCarveで文字を取り込むことができますが、使ってません。

Load GcodeでGcodeを読み込むことができます。

EleksCAMは操作が簡単で、結構使えると思いました。
しかし、ブログ主の目的は模型工作用途であり、正確な寸法指定が必須です。この点、EleksCAMには不満が残ります。プリント基板のエッチングパターンを作成しましたが、パターン画像と実際のレーザー彫刻の大きさに数パーセントの誤差があり、使い物になりませんでした。
パワー2500mWで十分にレジスト膜(黒塗料)を焼き飛ばすことができたので、なんとかしたいところです。

レーザー彫刻機EleksMaker® EleksLaser-A3 Pro  2500mWを使いこなすための悪戦苦闘がしばらく続きそうです。

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