ワム20346 1972年原ノ町
ワム20000は、鋼製で新製された初めての有蓋車です。
これ以前の有蓋車は木造でした。
スム1に木製の内張りを設け、温度上昇を抑えるようにしたもので
内張り固定用のボルトが現れている点が違いますが
外観はほとんど違いはありません。
スム1は台車がシュー式でしたが、ワム20000はリンク式でした。
この車両は2段リンク式に改造されています。
よくぞここまで長生きしました。
ワム21710 1971年小山
ワム21000は、ワム20000に続けて製造された鋼製有蓋車です。
X字の補強がある扉が珍しいですね。
昭和初期の不況のために製造が打ち切られ、より小型のワ22000に移行しました。
しかし、ワ22000よりも長生きです。
確か1000両製造され、1970年3月末で641両残っていますから、かなりの残存率ですね。
製造当初はリンク式でしたが、この車両は2段リンク式に改造されています。
ワム2396 1971年小山
ワム90000と区別がつきませんが、車輪が短軸であるために別形式とされたようです。
レアと言えば、レアです。
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