2017年12月30日土曜日

懐かしい貨車の紹介 タキ50000







3軸ボギー台車を履く、大型のタンク車です。
形式としては知っていましたが、地元の駅で出会いました。
タキ3000とかタキ9900とかばかりだったのにね。
カメラを持っていたのですかさずパチリ。
こんな大型タンク車に出会ったのは後にも先にもこれっきりでした。

タキ50036 1975年7月撮影

2017年12月28日木曜日

スエ71

スエ71、機関区の片隅で見かけた救援車です。
スエ71は戦災復旧客車からの改造で、種車に応じて形態は様々でした。





 スエ71 39 水ミト
元は荷物車のようです。1973年の配置表にはありません。
撮影後、すぐに廃車されたようです。
1972年9月常陸大子




スエ71 9 秋カタ

これはオハユニ71改造のものですね。
こちらはだいぶ長生きで、廃車は1983年11月。
1979年山形

2017年12月22日金曜日

雨の夜の熱塩

知ってる? 日中線というローカル線があったんだ。
「日中」なんて日本と中国を結ぶ幹線のように思えるけど
そうじゃなくて、会津地方の全くのローカル線さ。とっくに廃線になってるけど
現役当時も「日中走らない日中線」と変に有名だったのさ。
なにせ走っている列車は全部客車、それもたった一日3往復。乗りにくいったらありゃしない。 

スケジュールをやりくりして乗りに行ったのは1980年8月
乗客はわずか、そのうちの数名は鉄道ファン。
その日は天気が悪く、夜は大雨でした。
喜多方から熱塩までわずか。列車はすぐに折り返します。
することもないので写真を数枚撮りましたが、雨のおかげで風情がでました。








 

2017年12月20日水曜日

郡山のオハユニ61

1978年3月のことです。
東北地方の国鉄線はだいたい乗車したのですが
磐越東線がまだでした。
春休みに乗りつぶすことにしました。


 せっかくなので、大好きな旧型客車列車に乗ることにしました。
DD51が引く列車です。平駅にて
 機関車の次位はオハユニ61127です。
貴重な合造車、迷うことなくこれに乗車します。 


 合造車なので、真ん中に扉があります。
左右にはトイレと洗面所。向こう側は郵便室です。



郡山到着。途中の景色についてはほとんど記憶がありません。
列車が停止するとほとんど同時に郵便室の扉が開いて職員の方が客室に入ってきました。
列車の後方に向かって清掃と点検をしていきます。
郵便室の扉はというと、開けっ放し。
絶好の機会なので郵便室に入ってパチリ。 
郵便扉からホームへ出ました。こんなことは後にも先にもこれ1回だけでした。





ホームの端からはオハユニ61128が見えました。
この当時、郡山にはオハユニ61が2両配置され
その両方をカメラに収めたことになります。

 


 

2017年12月17日日曜日

鉄道模型レストア記録 アダチ D51全流

オークションでアダチの廉価版D51を入手しました。
標準型は持っていますが、これは全流形。22号機と23号機の2両しかなかった珍しいタイプです。
前からほしかったのですが、いつも結構な高値になってしまい手が出ませんでした。
今回は格安で落札できました。






格安の理由は、状態が悪かったから。
走行不能であるだけでなく
前オーナーによる塗装が筆塗りで厚く、一部剥がれていました。

到着すぐにシンナープールに入れ、塗装を剥離しました。




幸いきれいに落ちました。
改めて見ると状態は悪くなく、部品の欠品、大きな損傷はありません。
簡単にレストアできそうです。 

まずはモーター交換。検討したところ、手持ちの小型モーターが搭載できそうです。


取付金具を作成


取り付け。うまい具合に収まりました。
スムーズに動きます。
 

未塗装完成状態になりました。
この機関車は手元に置いておきたいので、ディテールアップすることにします。
なのでここで中断。ひとまず元箱に戻し、おやすみいただくことにしました。

再開は未定ですが、忘れないうちになるべく早めに。


2017年12月15日金曜日

1972年の仙台鉄道博覧会

SLブームのころ
仙台周辺には、まだ蒸気機関車が残っていました。
石巻線のC11とか、陸羽東線のC58とか
少し離れて長井線の9600とか

SL撮影のために仙台を訪れたときの記録です。
おぼろげな記憶ですが、仙台駅の構内(貨物ホーム?)で博覧会が開催されていました。

当時、仙台には市電が走ってました。


入場券を買って入ると模型とナンバープレートが展示されていました。
仙台駅ゆかりの「いぬくぎ」と称してボロボロに錆びたものが売られていたのを思い出しました。
売れたのでしょうか。

外には実物のSLや電気機関車、除雪車などが展示されていました。


これはC58365、小牛田に配置されていました。
この後、10月に廃車されて保存。現存しているみたいですね。

 これはC5746、この少し前に豊岡で廃車になり、はるばる仙台まで来たようです。
福島に保存されたとのことですが、現存しているのでしょうか。





美唄鉄道4号機。鉄道省4110の同型機ですね。
なぜここに展示されていたのでしょうか。 






 ED9121、日立製の交流試作電気機関車です。
模型製作資料用に屋根を撮っています。



ロータリー除雪車、キ624。




マックレー車、キ919。

画像からもわかるように訪れる人も少なく
もはや記憶から消え去り、
記録も残っていないでしょうね。
SLブームに沸いた時代の一コマでした。




 

2017年12月11日月曜日

東大宮で見たマニ20

20系客車の電源車の画像をもうひとつ


マニ20 52
1973年2月東大宮

ゆうづるに使われていたようです。 
模型ではカツミから出ていましたね。


2017年12月10日日曜日

青森で見たカニ22

20系寝台客車の電源車にはカニ21とカニ22があります(あとマニ20も)。
カニ22は、登場当初パンタグラフを備えていたので有名でしたが
電動発電機からディーゼル発電機に交換され、パンタグラフも撤去されました。
その状態のカニ22に青森駅で出会い、カメラに収めていたので紹介します。
いずれも1978年8月の撮影です。


特急「あけぼの」に連結されていました。到着後です。


パンタグラフ撤去後の屋根はどうなっているんだ?
興味津々で跨線橋の上からパチリ。入換機関車が連結され、出発しそうだったので慌てました。
 こうしてみると、ただ撤去しただけのようで代わり映えしませんね。
今ですと、トラムウエイからカニ22の模型が発売されていますから
パンタグラフを取り外すだけで済みそうです。


おまけ。カニ21を連結した「あけぼの」です。大館駅だったかな。
20系客車の殿としては、こちらのほうが似合ってますね。

2017年12月8日金曜日

ワールド工芸 半キャブ貨車移動機を組む3

塗装仕上げにかかります。


塗装の際の持ち手は、A4コピー用紙を使用してます。
丸めることで大きさの調整ができますし、使い捨てなので保管スペースが要りません。


下回りは黒塗装。トビカトップガートを使ってますが、大変便利です。
下塗り不要で一工程省けるだけでなく、強力な塗膜が得られます。 手放せません。


上回りはクレオスのプラカラー。真鍮模型にはラッカー塗料のほうが良いのでしょうが
安くて入手性が良いので、最近はもっぱらこれです。
ボディーはオレンジ。床面はつや消し黒、エンドビームは、警戒色にするために黄色です。


エンドビームにトラ塗り表現。クリアデカールに黒印刷したものを貼り付けました。手軽ですっきり。
手すりに色差しして塗装完了。
ボディを床板に取り付けようとしたら、取り付け穴の位置が少しずれています。
ワールド工芸としては珍しいミスですね。
少し隙間ができてしまいましたが、床面が黒なので目立たず、不幸中の幸いでした。

この後、窓ガラスを入れ、ボンネットと天井にウエイトを積み、完成です。



おっと、連結器を忘れていた。

テストランしたところ、電圧を上げると新幹線なみのスピードで吹っ飛んでいきます。
小型モータ、小さなギア比なので、致し方ありません。
ラピットスタートなのもやむを得ません。ともあれ、快調に走ります。

お手軽、お気軽に工作を楽しめました。

2017年12月6日水曜日

ワールド工芸 半キャブ貨車移動機を組む2

気を取り直して組み立てを再開します。
ギア到着まで上回りに着手。



床板とボンネットの組み立て。サクサクとできました。


屋根を除き組み立て完了。連結器解放テコは、
塗り分けを考えて塗装後に接着することにします。今日はここまで。

ここで失敗談。
雨樋は少し浮かせて取り付ける所、
キャブに密着させてしまいました。
すると床板側の穴に差し込めない。やり直しとなりました。
説明書のイラストでもはっきりしない。
説明書には改善の余地があります。


ワールド工芸からギアが到着しました。
早速取り付けた所、スムーズで動きます。こうでなくちゃ!!
下回りを組み立て、モーターを取り付けました。
それにしても小さなモーターですね。


未塗装完成となりました。